『デジャヴ・サバーブ
歩道の段差に気をつけろ』
2023.8.5 (Sat) - .8.20 (Sun)
13:00 - 20:00
Closed on Mon & Tue
会場venue:
Feb gallery Tokyo
Feb gallery Tokyoでは、AKANE / SUGI / Taka Noguchi / 辰巳菜穂 / ワカヤマリダヲ による5人絵画展「デジャヴ・サバーブ 歩道の段差に気をつけろ」 を開催いたします。ここではないどこかを切り取り、映す窓となる絵画を見つめていると、以前どこかで遭遇した光景、それに連なる温度や匂い、声、質感、そこにいた自分自身を懐かしく想うことがあります。そうしている間に、少し遠くまで来ていて、ここにある身体を忘れてしまうような、そんなひとときの旅を会場でお楽しみください。
Feb gallery Tokyo is pleased to present a five-painter exhibition, "Déjà Vu Suburb: Beware of Sidewalk Steps". Gazing at the paintings, which cut out and reflect someplace other than here, we sometimes fondly recall scenes we have encountered somewhere before. Then we'd recall the temperature, smells, voices, and textures, and ourselves who used to be there. While doing so, you may feel as if you have come farther away when your body remains right here. Please enjoy such a momentary journey at the venue.
[展覧会ステートメント]
Feb gallery Tokyo 山口健太
日常の中でふとした瞬間に、以前どこかで遭遇した光景、それに連なる温度や匂い、声、質感、そこにいた自分自身を思い出す言いようもない感覚に襲われることがあります。そのような感覚を、この度私たちは「デジャヴ・サバーブ」と呼んでみることにしました。
「デジャブ」とは実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象。
「サバーブ」とは一般的には都市の郊外を意味し、住宅地などを想起させる単語。
到底結びつきそうもない二つの単語ですが、都市部から車で1時間半くらいの観光地にもなっているような場所の片隅にある「歩道の段差」につまづいたときの、あの何とも言えぬ感覚をあえて言葉で表そうとしたとき、この単語同士をくっつけてみたくなってしまったのでした。....つづく
5artists:
SUGI
Taka Noguchi
辰巳菜穂 / Nao Tatsumi
ワカヤマリダヲ / Ridawo Wakayama
artist biography:
AKANE
(Instagram: @im.akane.）
1994年生まれ。カナダ、ハワイに住み、現在東京を拠点に活動。どこかの星に住む女体花と、クマ人間の物語を描いている。
SUGI
(Instagram: @sugi__90)
SUGI 1990年三重県生まれ。ドローイングアーティスト。 本来は関係のないイメージ同士をノリではりあわせるコラージュの様な事をペインティングで表現。 本来ある場所から物や風景を移して別のところに配置した時に驚異が生まれる概念を根底に日々、 製作を行っている。 普通では考えられない状況を自ら楽しみ、高揚できるコミュニケーションツールになって欲しいと考えている。
Taka Noguchi
(Instagram: @noguchi_art)
ハワイ在住32年、ハワイと日本で活動するアーティスト。ダヴィンチ技法の継承者、浦上画伯の最後の弟子。ハンドペイント、デジタルアートを中心に、決まったスタイルや技法にとらわれず、「多種多彩」に作品を描く。ハワイ、アメリカ、ヨーロッパ、日本の感覚が自然に融合され、独自のスタイルとなっている。黒を使わないのもノグチのアートの特徴で独特の世界観を表現する。
主な活動
ハワイ・アメリカ：ロイヤルハワイアンホテル、モアナサーフライダーホテル、JTB、ハワイ観光局、出雲大社など多くの企業とコラボ。ハリウッド映画にも絵を提供。
日本：2022年、最大級のハワイイベント阪急梅田のメインビュアーを担当。札幌、東京、名古屋、京都、大阪、博多など百貨店に出展。定期的に銀座で個展を開催。
辰巳菜穂
Nao Tatsumi
(Instagram: @nao_tatsumi)
福島県生まれ 筑波大学芸術専門学群建築デザイン卒業 テクノロジーによって生成される、美意識が介在しない「情報」としての世界をモニター越しに探索し、都市と建築に表れる人々の痕跡や場所の記憶をモチーフに美や感性によって世界を認識する人間としての表現を追求している
ワカヤマリダヲ
Ridawo Wakayama
(Instagram: @ri_da_wo)
2019年ごろよりグループ展などに参加。 人を描くと虚ろな目になる。